神戸市東灘区の弓弦羽神社の参道の大掛かりな修繕工事をさせていただきました。地盤を強化して敷居を据え直しました。

こんにちは。弊社のブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。神戸・兵庫一円で、お墓のお仕事をさせていただいていおります池尻石材工業の池尻です。

今回ご紹介させていただくのは、神戸市東灘区の弓弦羽(ゆずるは)神社参道の修繕工事の様子です。

こちらの神社では、令和2年に境内にある末社「松尾社」の修理に関わらせていただいたご縁もあり、今回再度お声かけをいただきまして、工事をさせていただくことになりました。

その時の工事の様子は、こちらの記事でご紹介しています。
神戸市東灘区の弓弦羽神社内の修理工事、「松尾社」の塀の延べ石の据え直しを行いました。>>

ちなみに弓弦羽神社のシンボル「八咫烏(やたがらす)」は日本サッカー協会のシンボルでもあり、御影が日本サッカー発祥の地と言われていることから、サッカー選手やサッカーファンも多数お参りに来られています。またフィギュアスケートの羽生結弦選手がお参りしたことから有名になり、ファンの聖地にもなっています。

 

工事が始まる前の様子です。
大正時代に据えられた敷石で、長年の間に歪みや凸凹も生じて来たので、この度修繕工事をすることになりました。いったん敷石を全部取り外し、地盤を強化して石を据え直します。

 

敷石を取り外し、地面を掘り下げて叩いてしっかりと固めた上にワイヤーメッシュを敷いていきます。
参道の奥から工事を始め、少しずつ入口の鳥居の方へ工事を進めていきます。

 

コンクリートを打ってしっかりと固めていきます。

 

コンクリートの養生中です。工事が進み、だいぶ鳥居の方へ近づいてきました。

 

鳥居側から奥に向かっての様子です。
コンクリートを打った上に、さらにコンクリートを厚く敷き、その上に敷石を据え直していきます。

 

参道奥から鳥居側を見た様子です。敷石の据え直しも進み、鳥居まであと一息です。

 

こちらは鳥居側から奥を見た様子、まだ据え直す前の状態です。

 

敷石と敷石の隙間も大きく段差もあり、安全面でも気になっていた部分です。

 

鳥居の手前は、もともと少し丸みをつけて、太鼓橋ふうに石が敷かれていました。

 

工事が完了しました。
鳥居側からまっすぐ奥へ進んで行ってみましょう。

 

 

振り返って、奥から鳥居の方を見た風景です。↓

 

 

こちらの神社の参道は、毎年「だんじり」の地車が通ります。地車に付いている車輪はゴム製のタイヤではないので、当たった時の衝撃が強いです。その衝撃に耐えられるように頑丈に施工しておかないといけませんので、その点に特に留意して工事をさせていただきました。

これで神社の方も安心して参拝の皆様をお迎えできることと思います。1カ月にわたる大掛かりな工事でしたが、地域に縁の深い神社の参道工事をお任せいただきたいへん光栄でした。この度はご用命くださいまして、まことにありがとうございました。

 

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