お墓えらびの6つのポイント
価格・費用
墓地を利用するには、1.墓石・工事費用 2.永代使用料 3.管理費用 の3つが発生します。
墓石・工事費用
石材店にお墓を建ててもらう費用。全国平均は約162万円。
以下2点がお墓の価格を決める大きなポイントです。
- お墓のサイズ
- 石の種類(国産・輸入)
永代使用料
お墓の土地部分にかかる費用の事、
住宅と同じで、都会などは永代使用料は高く、田舎に行けば安くなる。
神戸市営の鵯越墓園は約50万円~と比較的安いが、自宅から遠くなってしまうデメリットがある。
神戸市内、灘区、東灘区内の墓地はアクセスがよく、さらに景色の良い墓地が多いのも手伝い永代使用料は安くても100万円~となっている。
永代使用料は「霊園をさがす」ページへ
管理費用
マンションの管理費や共益費のようなもので、
お墓を維持していくためお墓の管理者が毎年払っていく費用。
神戸の管理費用の相場は3千円~1万円あたり。
跡継ぎなおらず、今後管理費用が払うのがむずかしくなっていくという方が、
墓じまいをされ、永代供養墓にされるケースが最近は増えています。
立地(アクセス)
「お参りのしやすさ」は重要。お墓が遠いとついついお墓参りから足が遠のきがち。体を壊したり、動けなくなった時のことを見据えて検討しましょう。
- バスで行くのか?車で行くのか?
- バス停、駐車場からお墓までの歩く距離は?
- 階段や坂が多いとお年寄りには辛い。
環境
雨風や降雪などによってお墓は徐々に痛んでいきます。また山間部では土砂崩 れや地盤沈下の恐れもあるのでしっかり確認することが大切です。
施設・設備
管理事務所、駐車場、休憩所、お手洗い、法要施設など諸設備の有無も重要です。最近は、車いすでもお参りのできるバリアフリーの霊園も人気です。
宗派
墓地や霊園によって、受け入れられる宗派や宗旨にちがいがあります。継承される方も含めて、先々のことをしっかりとご検討する必要があります。
管理
お墓を建てると霊園・墓地とのお付き合いが始まります。管理が不十分で墓地が荒れ果てせっかくのお墓が台無しに。管理費を適切に使っていただける信頼できるところをえらびましょう。
神戸市営霊園か、民間、寺院墓地かでお悩みの方へ
公営・市営霊園
永代使用料(初回のみ)と管理費(毎年)が安い
神戸市の民間霊園だと、1.5㎡で永代使用料100万円前後が相場です。
以下2つは2014年12月現在の市営の霊園の参考価格表です。
区画名 | 面積 | 永代使用料 | 年間管理費 |
---|---|---|---|
新規貸付墓地(ねむのき) | 3.00㎡ | 720,000円~ | 3,900円 |
区画指定貸付墓地(きょうちくつ・とべら) | 3.00㎡ | 720,000円~ | 3,900円 |
再貸付墓地 | 0.90㎡ | 216,000円~ | 3,900円~ |
面積 | 永代使用料 | 年間管理費 | 空き区画 |
---|---|---|---|
2㎡縦(100x200cm) | 482,000円~ | 4,000円 | 有 |
3㎡横(200x150cm) | 690,000円~ | 6,000円 | 有 |
3㎡縦(150x200cm) | 690,000円~ | 6,000円 | 有 |
4㎡(200x200cm) | 964,000円~ | 8,000円 | 有 |
6㎡横(300x200cm) | 1,518,000円~ | 12,000円 | わずか |
6㎡縦(200x300cm) | 1,518,000円~ | 12,000円 | わずか |
4㎡ | 772,000円 | 10,000円 | 有 |
メリット
- 永代使用料や管理費用が安い
- 永続性が保証されている
- 石材店を自由にえらべる
- 区画が広い
デメリット
- 墓地取得に複数の条件がつくことが多い (遺骨がある・お墓の継承者がいるなど)
- 希望者の多くが抽選制
- 都会より遠い
- 広い分、必要な石の量が多く材料費がかさむ
民間霊園
メリット
- 遺骨がなくても申込み可能(生前墓)
- 都会の中にもありアクセスが便利なところも
- 自由なデザインで建てれる
デメリット
- 公営墓地よりコストが高い
- 霊園によるが指定の石材店がありえらべない
寺院墓地
メリット
- 基本的には、民間霊園と同じ
- 檀家になると、すべての法要をその寺院でお願いできる
デメリット
- 宗旨・宗派が決まっている場所がある
- 檀家になる必要があるところもある