変わる弔いの価値観?「送⾻」 について

houtiin

 

昨今、「墓じまい」という言葉がマスコミにより定着し、ますます「墓離れ」が加速しているように思われる中で、亡くなった親族らの遺骨を日本郵便便の「ゆうパック」で霊園や寺院に送る「送骨」が、各地で広がりをみせていることをご存知でしょうか?
理由としては、インターネットで申込みができること、骨壷を持参する労力や交通費の負担を減らせること、格安・手軽であるということから増えているそうです。ただし、民間の大手宅配業者には遺骨の配送を受け付けない規定(紛失した場合に対応できない)があるため利用はできません。ほとんどは制限のない(運送に適した状態であれば拒絶しない)ゆうパックが利用されています。

[送骨 についての法的見解] ・法律律上、遺骨 を送ることを禁止 する法律律 はありません。送られた遺骨 も、墓地埋
葬法で許可を受けた墓地・納骨堂 で埋葬・収蔵されるため同法には抵触しないし、
遺骨 を放置したり捨てたりすることを禁じた刑法の死体遺棄罪にも該当しないとい
うことです。
[送骨 による遺骨受 け入 れ先] ・散骨業者、寺院納骨堂・永代供養墓、民間霊園合祀墓、公営合祀墓、共同墓等。
以上、荷物のように宅配便で送ることについては、遺骨の扱いが軽くなっ
た印象はありますが、管理に困る人がいる以上、こうした選択肢は今後ま
すます増えてくることが予想されます。

(第2営業部  関西担当部長   河田)

OKUNO TRADING CORPORATION OKUNO NEWS vol.4 2015年10月23日より

墓じまいのページへ

Follow me!